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マザー・テレサが「聖人」に はてなブックマーク - マザー・テレサが「聖人」に

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インド東部のコルカタを拠点に貧者の救済活動に尽力した故マザー・テレサ(1910~97年)が9月4日、カトリック教会で最高位の崇敬対象となる「聖人」に認定された。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は4日、バチカンのサン・ピエトロ広場で列聖式を挙行。広場に集まった約10万人の信者らを前に、「カルカッタのテレサを聖人に列する」と宣言した。

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■フランシスコ法王「あまりに身近な存在で、『聖テレサ』とは呼びにくい」
フランシスコ法王は列聖式の説教の中で、「慈しみの心は、彼女の仕事を味付けする"塩"であり、貧困と苦しみのために流す涙もなくなった多く人々の闇を照らす"光"だった」とマザー・テレサの功績を讃えた。
その上でフランシスコ法王は、「(マザー・テレサは)あまりに身近な存在で、『聖テレサ』とは呼びにくい。これからも私たちは、彼女のことを『マザー・テレサ』と呼び続けるだろう」と語った。この法王の言葉に、信徒たちは拍手で応えた。

■死後19年での「列聖」、異例の早さ
殉教者でない人が「聖人」に列せられるには、死後に2度の「奇跡」を起こしたことが認定される必要がある。
カトリックの歴史では、「聖人」や「福者」は死後数十年を経てから列せられることが多いが、マザー・テレサの場合は1997年に亡くなった直後から列聖を求める声が挙がっていた。
こうした声を受けて、バチカン(ローマ法王庁)が功績の審査を開始。2002年10月、マザー・テレサへ祈ったインド人女性の腹部の腫瘍が消えたことが「奇跡」と認められ、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世がマザー・テレサを「聖人」の前段階の「福者」に列した。
2016年3月には、危篤状態にあったブラジル人男性のために妻がマザー・テレサに祈った結果、回復したことを2度目の「奇跡」と認定し、フランシスコ法王が「聖人」に列すると発表した。

■教義的には保守派、2度の「奇跡」には疑問の声も
マザー・テレサは1910年アルバニア生まれ。「神の愛の宣教者会」を設立し、50年にインド・コルカタのスラム街で貧しい人たちへの救済活動を始めた。79年にはノーベル平和賞を受賞。97年に87歳で亡くなった。
ヒンドゥー教徒が人口の80%を占めるインドにおいて、キリスト教徒の数は2%ほど。生前、マザー・テレサには「ヒンドゥー教徒を改宗させようとしている」といった批判が絶えず、寄付金の出所をめぐっては国際的な武器商人が絡んでいるといった噂もあった。
カトリックの教義的には保守派で、中絶や避妊具などの使用に反対。94年に開かれたカイロ人口会議では、「平和の最大の破壊者は中絶です。母が子を殺せる社会で、人間同士の殺し合いをどうして止められますか」といったメッセージを寄せるなど、物議を醸した発言もあった。
このメッセージでマザー・テレサは、「まだ生まれ来ぬ子も含め、生命は最も美しい神からの贈り物であるのに、今日、世界中で戦争や暴力や中絶により多くの生命が奪われているのは耐えられないこと。神以外のだれも生命を奪うことはできない」とした上で、「もし、あなたが育てられないのなら、その子を私に下さい。どんな子も拒否しません。私が家を与え、愛する家族を見つけます。私たちは、何千という子供たちの養子縁組をすることによって中絶と闘ってきました」と、自らの活動について述べた。

CNNによると、マザー・テレサの奉仕活動をめぐっては、彼女の慈善団体の会計処理に不透明な点を指摘する声や、奇跡とされた病人の治癒は「現代医療によるものでは」と、疑問の声もあるという。
そうした批判もある一方で、マザー・テレサの活動は世界中に広がり、ヨーロッパやアフリカ、アメリカ大陸、オーストラリアのほか、香港やロシアにも彼女が創設した慈善団体の支部が置かれている。
via http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/04/story_n_11862958.html


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