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[テニス] 全豪オープン 大坂なおみが初優勝 世界ランキング1位へ はてなブックマーク - [テニス] 全豪オープン 大坂なおみが初優勝 世界ランキング1位へ




テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は26日、女子シングルス決勝が行われ、第4シードの大坂なおみが第8シードのP・クヴィトバ(チェコ)を7-6 (7-2), 5-7, 6-4のフルセットで破り、日本勢男女を通じて初優勝を果たした。さらに28日に発表の世界ランキングで日本勢男女最高の1位が確定した。
決勝戦、大坂は序盤からクヴィトバにブレークチャンスを与えたが、ピンチを切り抜ける。第12ゲームでは2本のセットポイントを掴むも活かすことができず、タイブレークへ突入。
その後、左利きから繰り出すクヴィトバの鋭角なサービスに対してリターンエースを決めた大坂は主導権を握り、第1セットを先取。
第2セットに入ると第2ゲームでミスを重ねて先にブレークを許したが、直後の第3ゲームでは強烈なリターンからポイントを取りブレークバックに成功。
以降も大坂の勢いは加速し、第5ゲームでクヴィトバのサービスゲームを再び破り、第9ゲームでは3本のチャンピオンシップポイントを掴む。しかし、このゲームをサービスキープされると、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップの第10ゲームではブレークバックを許す。そして大坂は失速し、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットは集中を取り戻した大坂が第3ゲームでブレークに成功。以降もリードを守って死闘を制し、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から四大大会2大会連続優勝の快挙を成し遂げた。[2019.01.26]


via https://news.tennis365.net/news/today/201901/122391.html







オーストラリアで開かれているテニスの四大大会、全豪オープンは女子シングルスの決勝が行われ、大坂なおみ選手がチェコの選手にセットカウント2対1で勝って優勝を果たしました。大坂選手は、大会後の世界ランキングで、男女を通じてシングルスでアジア初の1位になることが確定しました。
世界ランキング4位の大坂選手は全豪オープンのシングルスで男女を通じて日本選手初の決勝進出を果たし、世界6位、チェコのペトラ・クビトバ選手と対戦しました。クビトバ選手は、左利きの選手で、強力なサーブを持ち味に、今月行われた全豪オープンの前哨戦で優勝し、今大会は6試合連続のストレート勝ちで決勝に進出していました。
大坂選手は第1セット、今シーズン初めて対戦する左利きの相手が繰り出す高速サーブに対応し、深いリターンでポイントを重ね、タイブレークの末、7-6で取りました。第2セットは互いのサービスゲームをブレークし合う展開となりましたが大坂選手が5-3とリードして第9ゲームではマッチポイントを握りました。
しかしここでクビトバ選手に5ポイントを連続で奪われてこのゲームを落とし、流れを失って、このセットを5-7で奪われました。



最終の第3セットで、大坂選手は相手を上回る精度の高いストロークでミスを誘い、再び流れを引き寄せて6-4で取りました。
大坂選手はセットカウント2対1で勝って優勝し、去年の全米オープンに続く四大大会2大会連続2回目の優勝を果たしました。



四大大会の連覇は2014年から15年にかけて4連覇した元世界女王、セリーナ・ウィリアムズ選手以来です。
大坂選手は大会後の世界ランキングで、男女を通じてシングルスでアジア初となる1位になることが確定しました。

■大坂 穏やかな笑みでスピーチ
大坂なおみ選手は表彰式で2014年大会のチャンピオンで中国の李娜さんから優勝カップを受け取りました。
大坂選手は、この後のスピーチで「皆さんこんにちは。人前でしゃべるのは苦手なのでなんとかスピーチを乗り切りたいです。まず、ペトラ、ずっと対戦したいと思っていました。あなたは大変なことを乗り越えて来ましたよね。あなたとあなたのチームにおめでとうと伝えたいです。四大大会の決勝で戦えたことを光栄に思います」と強盗に襲われて負った左手首のけがを乗り越えて復帰し、今大会の決勝で初めて対戦したペトラ・クビトバ選手に祝辞を送りました。
そして「ファンの皆さん、ずっと暑くて大変な中、応援に来てくれて感謝しています。暑い中、走り回ってくれたボールキッズの皆さん、ボランティアの皆さんにもありがとう。そして私のチーム、あなたたちがいなければ2週間を乗り越えられませんでした。チームとして皆さんといることにも感謝します。皆さん、とにかく本当にありがとうございました。この決勝でプレーできたことを光栄に思います」と時々、穏やかな笑みを浮かべながらスピーチしました。
大坂の父親「本当の強さを証明できた」
大坂選手の父親のレオナール・フランソワさんは、試合後、会場で「去年の全米オープンよりも、全豪オープンの優勝のほうがうれしいかもしれない。1回目の優勝の時はナオミの力をみんなが信じていなかったかもしれないけれど、2回目の四大大会優勝で本当の強さを証明できた」とうれしそうに話していました。

■大坂の祖父「よくやったといいたい。おめでとう」
大坂なおみ選手の祖父で、北海道根室市の大坂鉄夫さん(74)は試合のあと、根室市役所で会見し「うれしくて興奮している」と孫の快挙を喜びました。
鉄夫さんは大坂選手の試合を自宅でテレビ観戦していたということで「誇りに思える。うれしくて実感がわかない。ひとりでコートの上で戦ってよくやったといいたい。おめでとう」と笑顔を浮かべながら話していました。
そのうえで、「これからも自然体で頑張ってほしい」と今後のさらなる活躍に期待を寄せていました。
また、鉄夫さんが74歳の誕生日を迎えた今月23日の準々決勝の後、大坂選手がテレビの中継を通じて「おじいちゃん誕生日おめでとう」と祝福のメッセージを寄せたことについては「かわいいね。どのおじいちゃんでもそう感じると思うよ」とうれしそうに話していました。
鉄夫さんは、地元漁協の組合長も務めていて、「孫にどんなものをプレゼントしたいか」という質問に対しては、「最近はダイエットしていて以前より食べないんだけど、銀ガレイをおくろうかな」と話していました。

■各国メディアも速報
テニスの全豪オープンで大坂なおみ選手が初優勝したことについて、各国のメディアも速報で伝えました。
このうち、ロイター通信は、「アジアで初めてとなる世界ランキング1位の誕生だ」と速報しました。フランスのAFP通信は、「大坂選手がクビトバ選手を破り、世界ランキングで新たな1位になる」と伝えました。
AP通信は、「四大大会で、2回続けて優勝したのは、セリーナ・ウィリアムズ選手以来で、新たなスターの誕生だ」とたたえました。そして去年9月の全米オープンの決勝では、対戦したセリーナ・ウィリアムズ選手が審判に暴言を浴びせ、大きな論議を呼んだことに触れ、「今回はあの日のような混乱も論争もない。スポットライトは彼女だけのものだ」と伝えました。
アメリカCNNテレビの電子版は、大坂選手のプレーを振り返り、「大坂選手が第2セットを落としたとき、誰も彼女が優勝するとは思わなかっただろうが、その後、すばらしい回復力で次々とハードルを克服していった」と称賛したうえで、「今後、彼女はさらに優勝を重ねていくだろう」と伝えています。
また、イギリスの公共放送BBCは、大坂選手が第2セットをクビトバ選手に奪われたあと、再び、流れを引き寄せて勝利したことについて、「驚異的な巻き返しだ」と伝えたうえで、「すばらしい選手だ。世界トップへの長い長い道のりを極めて短い時間で達成した驚くべき21歳」とたたえました。
全豪オープンのツイッターの公式アカウントでは、「大坂選手はほんの1年前は世界ランキングで72位だったが今や1位に上りつめ、四大大会を2回制覇している」と紹介しています。
またWTA=女子テニス協会は、26人目のランキング1位となる大坂選手が2014年に初めてツアー大会に出場したときの様子や、去年9月の全米オープンで元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ選手を破った試合などをホームページの特集記事で取り上げています。

■大坂なおみとは
大坂なおみ選手は21歳。ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、大阪市で生まれ、3歳からアメリカに移り住みました。2013年にプロに転向し、身長1メートル80センチの体格を生かした時速200キロ近い高速サーブや力強いストロークなどパワーテニスが持ち味です。
女子ツアーに本格的に出場し始めた2016年、東京でのツアー大会で準優勝し、その年、女子ツアーで最優秀新人賞にあたる賞に日本女子で初めて選ばれるなど活躍が期待されてきました。
去年は飛躍の1年となり、3月には四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で日本選手として初の優勝をつかみました。さらに四大大会では、全豪オープンで四大大会初のベスト16に入り、全米オープンでは日本選手として初めてシングルスでの優勝を果たしました。

■四大大会と日本選手
テニスの四大大会は全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、それに全米オープンの4つを指します。
四大大会のシングルスで、日本選手は戦前に活躍した時期があり、1918年、熊谷一弥さんが全米オープンでベスト4に入り1920年には清水善造さんがウィンブルドン選手権で1931年から1933年にかけては佐藤次郎さんが全仏オープン、全豪オープン、それにウィンブルドンで合わせて5回、ベスト4に進出しました。
このあと、日本選手がベスト4に届かない時期が続きましたが、1973年の全豪オープンで沢松和子さんが女子シングルスでベスト4入りすると、伊達公子さんが1994年の全豪オープン、1995年の全仏オープン、それに1996年のウィンブルドン選手権でベスト4に入りました。
このあと、錦織圭選手が2014年の全米オープンで日本選手として初めてシングルスの決勝に進出し、準優勝となりました。錦織選手は2016年と去年の全米オープンでもベスト4入りしました。
そして、去年の全米オープンで大坂選手が日本選手として初めて四大大会のシングルスで優勝しました。

■大坂の四大大会
大坂なおみ選手が四大大会の本戦に初めて出場したのは2016年の全豪オープンです。当時18歳だった大坂選手は予選から5試合を勝ち抜いて3回戦まで進み、元世界ランキング1位で、当時世界16位だったベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手にストレートで敗れました。その年の全仏オープン、全米オープンでも3回戦まで進みましたが、翌年(2017年)の全豪オープンは2回戦で敗れ、全仏オープンは初戦で予選を勝ち上がってきた選手に敗れました。その後の大会でも3回戦を突破することができない時期が続きましたが、去年(2018年)の全豪オープンではシード選手を続けてストレートで破り自身初の四大大会4回戦進出を果たしました。そして四大大会最終戦、全米オープンでは、四大大会のシングルスで男女を通じて日本選手初となる優勝を果たし、今回の全豪オープンで、四大大会2大会連続2回目の優勝を果たしました。

■大坂の世界ランキング
大坂なおみ選手は2012年10月に世界ランキング1016位で登場。テニスの世界ランキングは過去52週の大会成績に応じて与えられるポイントで決まりますが、大坂選手は翌年、400位台にまで一気に順位を上げました。
その後も順調に順位を上げて2014年後半には200位台、15年には100位台につけるようになりました。
2016年4月に初めてふたけた台の順位となり、9月に東京で行われたツアー大会で準優勝すると、この年の終盤には50位以内に入りました。
2017年は50位前後にとどまって伸び悩みましたが、去年3月に四大大会に次ぐ格付けの大会で初めて優勝して順位を22位に上げると、9月には四大大会の全米オープンで優勝して、一気に7位となりました。
その後のツアー大会でも好成績を収めて10月には日本選手のシングルスとしてこれまで最高だった錦織圭選手と伊達公子さんに並ぶ4位となりました。

■大坂の生涯賞金10億円突破
テニスの全豪オープン、シングルスで男女を通じて日本選手初の決勝に進んだ大坂なおみ選手の生涯賞金が大会後の賞金を合わせて10億円を突破し、杉山愛さんを抜いて日本の女子選手で最多の生涯賞金となりました。
21歳の大坂選手は、昨シーズン、四大大会に次ぐ格付けのツアー大会で初のツアー優勝を果たし、さらに四大大会の全米オープンを制してそれまでの生涯賞金128万8573ドルを1年で大幅に上回る賞金額、639万4289ドルを獲得しました。
その後も賞金額は増え、大会前には768万2862ドル、日本円にして8億4000万円余りに達していましたが、全豪オープンで優勝したことで、日本円にしておよそ3億2000万円が加わり、生涯賞金はおよそ11億6000万円となりました。
大坂選手は、この大会でこれまで生涯賞金ランキング世界58位で日本女子で史上最多だった杉山愛さんの8億円9400万円余りを抜いて最多となりました。

■四大大会初優勝後の連覇 大坂が18年ぶり5人目
大坂なおみ選手が全豪オープンで優勝し、去年の全米オープンに続く四大大会連覇を成し遂げました。女子シングルスで四大大会初優勝の後、次の四大大会も制した選手は、2001年の全仏オープンで初優勝したアメリカのジェニファー・カプリアティさんが連覇を成し遂げて以来、18年ぶり5人目の快挙となります。
四大大会初優勝の後、連覇をした女子シングルスの選手は、プロ選手が参加できるようになって以降、1971年に全仏オープンとウィンブルドン選手権を制したオーストラリアのイボンヌ・グーラゴンさんが最初です。
その後は、いずれもアメリカの選手で1974年にクリス・エバートさんが、2000年にビーナス・ウィリアムズ選手が四大大会で初優勝からの連覇を達成しました。そして2001年にカプリアティ選手が全豪オープンと全仏オープンを制したのが最後で、合わせて4人の選手が四大大会初優勝後の連覇を成し遂げています。
四大大会の連覇は、2014年から15年にかけて4連覇するなど四大大会で歴代最多の23回の優勝を誇る元世界女王、セリーナ・ウィリアムズ選手が最後です。
ウィリアムズ選手は四大大会初優勝となった1999年の全米オープン後、最初の四大大会となった2000年の全豪オープンでは4回戦で敗退しています。

■第1セット獲得でツアー60連勝
テニスの全豪オープンの決勝で大坂なおみ選手は第1セットを奪った後、第2セットを落としたものの、第3セットを取ってセットカウント2対1で勝って優勝を果たしました。大坂選手は、2016年10月に中国で行われた大会でロシアの選手に第1セットを奪ってから逆転負けしましたが、その後、およそ2年3か月の間、第1セットを取った試合で、勝ち続け、26日の決勝でツアー60連勝となりました。

■日本テニス協会会長「心より敬意」
大坂なおみ選手が全豪オープンで優勝したことについて日本テニス協会の畔柳信雄会長は「日本テニス協会はもとより、日本のすべての国民が大変喜び、称賛しています。全米オープン優勝の時以上に周りからも研究されプレッシャーも大きい中での優勝は、本当にすばらしいことと心より敬意を表します」とコメントを発表しました。

■日本テニス協会強化本部長「心技体、頭脳が充実した証」
全豪オープンの会場で大坂なおみ選手の決勝を見守った日本テニス協会の土橋登志久強化本部長は「トータルで見て心技体、頭脳が充実した証だと思う。本当に見事というほかない。決勝は苦しい戦いだったが勝ちきった。そこにはオフの期間の努力もあったと思うし、すべてが集約された一戦だった。今大会、全体的に競った試合が多かったことが、決勝で生きたのかなと思う。世界ランキング1位になったことは日本のテニス界にとって歴史的な瞬間だが彼女は日本テニス界のみならず世界の女子テニスを引き上げていく、そういう選手になっていくのだろう」と話していました。
そして大坂選手が出場を目指す、東京オリンピックについても「彼女が金メダルを狙える位置にきたのは間違いない。本人もことあるごとにオリンピックを意識した発言をしている。四大大会とはまた違った大きな大会だが、四大大会同様に一発勝負のところもあり、そこに向けてどう取り組んでいくかが重要だ」と話していました。

■吉川コーチ「さらに進化を証明」
全豪オープンの会場で大坂なおみ選手の決勝を見守った日本テニス協会で大坂選手を担当する吉川真司コーチは、「去年の全米オープンからここまででさらに彼女が進化しているというのを証明できた大会だった。彼女が勝つために努力してきたことが形になって現れたと思う。チャレンジャーの立場で臨んだ全米オープンと違い、全員が彼女に向かってくる、プレッシャーの中でコートで戦う姿勢は見ていて感動した」と話しました。
そのうえで、オフシーズン、大坂選手が力を入れて取り組んだランニングについて触れ、「相手より動ける自信があることは、コート上の彼女にこれ以上ない自信を与えてくれたと思う。どの試合も彼女は走りきったし相手より動き続けていた」と話しました。
そして「大坂選手はいま、より高いレベルで、自分が苦しい場面でも勝つために何をすべきか考えられるようになっている。バジンコーチの指導が徐々に身についてきた結果だと思う」と話していました。
via https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190126/k10011792651000.html

・大坂なおみ 次の目標は「全仏OPで優勝すること」。全豪OP初Vと世界1位の偉業達成も気を引き締める

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで日本人初の優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂が、WOWOWのスタジオでインタビューに答え、次の目標は「『全仏オープン』で優勝すること」と語った。
2018年9月の「全米オープン」に続く、グランドスラム2大会連続優勝についての気持ちを聞かれた大坂は「信じられない気持ちでした。あと、とっても疲れていました」と語った。
第2セットでチャンピオンシップポイントを3本しのがれた場面については「マッチポイントを失ったけど、この現実と向き合わなきゃと思いました」と述べた。第3セットで握ったチャンピオンシップポイントは自身のサービスゲームだったねと聞かれると「自分がサーブするとき、40-0とリードしてから覆されたことはないから大丈夫と思っていました。とにかく目一杯自分の力を出そうと考えました」とも答えた。
そして次の目標については「次の目標は『全仏オープン』で優勝することです。どのトーナメントでも良いプレーをしたいと思っています」と、早くも次のグランドスラムに向けて気を引き締めている。
チームについては「この2週間はいろんなことがありましたからね。テニスだけに集中できるようにメンタルの面でとっても助けてもらいました。その助けがなければここまで来ることはできませんでした」と少し神妙な面持ちで語った。
この優勝で世界ランキング1位が確定した大坂。いつ実感が湧いたのかという質問には「難しい試合でしたからね。正直、この大会で勝つことだけに集中していました。世界ランキングについては考えていませんでした」と話した。
会場のファンからの応援について「ここに来るたびに地元のみなさんが応援してくれているのを感じます。アジア、パシフィックのグランドスラムだと、みなさん私を含め東洋人を応援してくれます」とコメントした。
最後に日本のファンに向けて日本語で「こんばんは。なんか、できた。ありがとうございます」と語った後、友人やおじいちゃんの名前を挙げ、両手の親指を立てて勝利のポーズを決めた。
早くも「全仏オープン」を勝ちたいと語った大坂。まずはゆっくりと休みを取り、続くハードコートの試合はもちろん、クレーコートシーズンでもその活躍に期待したい。
via https://www.thetennisdaily.jp/news/grandslam/australia/2019/0035246.php


◆準優勝のクビトバ、選手生命の危機を支えたチームに感謝「私のことを諦めなかった」


テニス4大大会・全豪オープン決勝戦が1月26日に開かれ、チェコのペトラ・クビトバ選手は準優勝となった。優勝した大坂なおみ選手との激闘を繰り広げた結果だった。
過去には選手生命の危機に晒されたこともあった。2016年12月、自宅で強盗に襲われ、利き手の左手に重傷を負ってしまったのだ。その後、神経を直す手術の末、2017年の全仏オープンで復帰を果たしている。

■「また戦えたなんて信じられません」
クビトバ選手は今回の試合後、準優勝のトロフィーを手に「クレイジーなことです。グランドスラムの決勝で、また戦えたなんて信じられません」と話し始めた。優勝した大阪選手に「ナオミ、おめでとうございます。良いプレーでした」とエールを送った。
チームを感謝を述べる場面で、かつての苦難を振り返って以下のように述べた。

And to my team, thank you for everything but mostly thank you for sticking with me even when we didn't know if I would be able to hold a racket again.
「チームの全てのことに感謝します。特に、私がまたラケットを持てるかどうか分からなかったときも、私のことを諦めなかったこと」

この直後、思いがあふれたのか。涙ぐんで言葉を詰まらせた。その後、気を取り直して感謝の言葉を続けた上で、「来年また会いましょう」と結んだ。



via https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/26/kvitova-speaks_a_23653231/

・二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは
大坂なおみは北海道出身の母・環さんとハイチ出身の父フランソワさんとの間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住した。二重国籍で、日本語は話す方が苦手。それでも、日本登録で出場し、「日本人」として初の快挙を成し遂げた。大坂が日本登録で出場する理由とは?
    ◇    ◇    ◇
大坂が準決勝を戦う前、1人の米国女性記者が「彼女は本当は米国人よ」と言ってきた。その記者は、昨年10月のツアー最終戦WTAファイナルの時にも、米国の元世界女王キング夫人に「なぜ大坂を日本に持って行かれたのか」とかみついていた。
3~4歳時、生まれた大阪から米国に移住した大坂は、日本の記憶はおぼろげだ。米フロリダ在住で言葉も英語の方が流ちょう。日米の二重国籍なため、米国記者が、米国を選んだ方がいいと思うのも当然かもしれない。ならば、なぜ大坂一家は、なおみをいまだに日本登録にしているのか。
13年9月の東レ・パンパシフィック大会の時だった。日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏(40)は、日本登録で出場していた選手をくまなくチェックしていた。予選1回戦で敗れたが、1人の初めて見る選手に、目がくぎ付けになった。それが15歳の大坂だった。
「すごい才能だと思った」。すぐに当時の女子代表監督だった村上武資氏、植田実強化本部長に大坂の存在を報告。それ以来、日本に来たときは、味の素NTCで練習できるように取りはからうなど、地道な支援を続けてきた。吉川氏も代表コーチとして大会に派遣され、大坂が出場していれば必ずコンタクトを取り続けた。
大坂は米国テニス協会のジュニア大会に多く出場しているが、目立った成績は残していない。米国では完全に埋もれた存在だった。大坂一家は米国協会に支援を申し込んだが、大して取り合ってもらえなかったという。しかし大坂が16年全豪で予選を勝ち上がり本戦で3回戦に進むと、米国協会は強烈なアプローチを仕掛けてきた。
日米争奪戦の勃発だった。米国は女子代表監督が自ら乗り出し、多額の支援を約束したと伝えられる。だが大坂の父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重したという。だからこそ、いまでも大坂は日本で登録し続けるのだ。
吉川氏は「僕は代表コーチとして手助けしただけ。コーチはバイン氏」と遠慮する。確かに、あくまで大坂の専属コーチはバイン氏だ。彼の手腕が卓越した大坂の才能を開花させたことは間違いない。母環(たまき)さんが、日本の文化や料理を娘に伝え続けなければ、大坂自身が「私のメンタリティーは日本人に近い」と認識することもなかっただろう。ただ、吉川氏がいなければ、大坂が「日本人」として4大大会の優勝杯を掲げることがなかったのも事実だろう。

◆吉川真司(よしかわ・まさし)1978年(昭53)1月31日、京都市生まれ。父の影響で12歳でテニスを始める。亜大時代の00年全日本学生シングルスでベスト4。卒業後、実業団でプレー。07年に引退しコーチに転向し、12年から日本テニス協会の女子ナショナルコーチに就任した。協会公認S級エリートコーチ。
via https://www.nikkansports.com/sports/news/201901270000017.html

・記念撮影で正座‥大坂なおみ選手の謙虚な姿勢が素敵すぎる!
 https://matome.naver.jp/odai/2154852287578358001

・強盗襲撃からクビトバ準V。復活の世界2位に泣けてくる
 https://matome.naver.jp/odai/2154855437687037901
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[テニス][全米OP] 大坂なおみ 男女通じ日本人初の四大大会V はてなブックマーク - [テニス][全米OP] 大坂なおみ 男女通じ日本人初の四大大会V

20180909_naomi_546_02

WS002

20180908 Serena Williams v Naomi Osaka - Day 13
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会13日目の8日、女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみが第17シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、日本人男女を通じて史上初となる四大大会優勝の快挙を成し遂げた。
センターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで行われた決勝戦、両者激しい打ち合いから先手を打ったのは大坂で、第1セットの第3ゲームでセリーナの強打を振り切ると、最後はダブルフォルトを誘い出してブレークに成功。その後も冷静なストローク戦で左右へ振った大坂が主導権を握り、ゲームカウント5-1とリードして流れを引き寄せてこのセットを先取。
第2セット、大坂は第4ゲームで4度のデュースの末にリターンエースを決められるなどで、この日初のブレークを許す。しかし、続く第5ゲームで2本連続のダブルフォルトを犯すセリーナからブレークバックすると、第7ゲームもブレーク。
その直後、2度の警告を受けて主審に怒りをあらわにしたセリーナは第8ゲームでゲームペナルティを科せられるハプニングが起きた。
以降も集中を切らさない大坂が勝利を手にして金字塔を打ち立て、今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミア・マンダトリー)1回戦に続きセリーナから2勝目をあげた。
20歳の大坂は今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・ マンダトリー)でツアー初優勝を飾っている。
一方、敗れたセリーナは2014年以来4年ぶり7度目の優勝とはならなかった。もし大坂に勝利していると、M・コート(オーストラリア)に並ぶ歴代最多タイの四大大会24勝目だった。
via http://news.tennis365.net/news/today/201809/120990.html

WS001
テニスの四大大会最終戦、全米オープンは8日、女子シングルスの決勝が行われ、大坂なおみ選手がアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手にセットカウント2対0で勝って優勝を果たしました。四大大会のシングルスで日本選手が優勝するのは、男女を通じて初めてです。
世界ランキング19位、20歳の大坂選手は準決勝までの6試合で5試合をストレート勝ちして決勝に進みました。
決勝では元世界1位で、ことしのウィンブルドン選手権で準優勝のセリーナ・ウィリアムズ選手と対戦しました。
大坂選手は第1セット、安定したプレーでポイントを重ねる一方、ウィリアムズ選手にはミスが多く、このセットを6-2で取りました。
続く第2セットではサービスゲームを先に相手にブレークされましたが、大坂選手も、その後、ウィリアムズ選手のサービスゲームをブレークし、最後は6-4でこのセットを奪いました。
大坂選手はセットカウント2対0でウィリアムズ選手を破り、優勝を果たしました。
四大大会のシングルスで日本選手が優勝するのは、男女を通じて初めてです。

■大坂なおみ選手 パワーテニスが持ち味
大坂なおみ選手は20歳。
ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、大阪市で生まれ、3歳からアメリカに移り住みました。
5年前にプロに転向し、身長1メートル80センチの体格を生かした時速200キロ近い高速サーブや力強いストロークなどパワーテニスが持ち味です。
女子ツアーに本格的に出場し始めた1年目のおととし、東京でのツアー大会で準優勝し、その年、女子ツアーで最優秀新人賞にあたる賞に日本女子で初めて選ばれるなど活躍が期待されてきました。
ことし3月には四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で日本選手として初の優勝をつかみました。
四大大会では、ことし1月の全豪オープンで四大大会初のベスト16に入り、続く2大会でも3回戦進出を果たしていました。

■セリーナ・ウィリアムズ選手 大坂選手の憧れ
アメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手は、36歳。
元世界ランキング1位で四大大会で歴代最多の23回の優勝を誇ります。
ウィリアムズ選手は元世界1位で1歳上の姉のビーナス・ウィリアムズ選手と共に、男子選手並みの力強いサーブなどパワフルなプレースタイルで女子テニス界で長くトップ選手として活躍し、去年1月の全豪オープンで四大大会で通算23回目の優勝を果たし、プロが参加できるようになったオープン化以降の歴代最多記録を更新しました。
ウィリアムズ選手はその後はツアーに参加せず、去年9月に娘を出産し、ことし3月、アメリカ カリフォルニア州で行われたツアー大会でおよそ1年2か月ぶりにツアーに復帰して3回戦で姉のウィリアムズ選手にストレートで敗れました。
その次に出場したアメリカ フロリダ州で行われたツアー大会では、初戦で大坂なおみ選手にストレートで敗れています。
その後は元世界女王の強さを示して、復帰後最初の四大大会となる全仏オープンで4回戦進出、続く四大大会、ウィンブルドン選手権では準優勝を果たしていました。
大坂選手は自身が最も憧れて育った選手としてセリーナ・ウィリアムズ選手をあげ、幼い頃から四大大会の決勝で対戦することを夢見てきました。

■サーシャ・バジンコーチ 大坂選手に精神面の成長促す
大坂なおみ選手を今シーズンから指導するドイツ人のサーシャ・バジンコーチは、元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ選手やキャロライン・ウォズニアッキ選手など、世界のトップ選手の練習相手を長年にわたって務めてきました。
バジンコーチは去年11月、大坂選手のコーチを務めることになり、大坂選手の憧れのウィリアムズ選手などがどのような練習を行い、試合前にはどう過ごしていたかなど積極的に伝えてきました。
バジンコーチはシーズン中はフォームの変更など技術的な指導はほとんど行なわず、今シーズンは大坂選手の敗因となっていたミスを減らすために、すべてのボールを強く打つのではなく「我慢」してラリーを続け、攻撃のチャンスを待つことや、完璧主義の大坂選手が試合中、ネガティブな思考に陥らないよう、常にプラスになる言葉をかけて前向きな考えを持つよう、精神面での成長を促す指導を行ってきました。
さらにフットワークや体幹の強化が必要だと考え、専属トレーナーのアブドゥル・シラー氏とともに大坂選手がこれまでに取り組んできたことのない連続的な筋力トレーニングを下半身を中心に行うなどしてきました。
また大坂選手が今シーズン、練習が楽しくなったと話しているようにバジンコーチは、大坂選手と一緒にサーブやストロークの練習をしながら自身も同じ練習を行い、ショットにミスが出た場合は互いに罰を科し合うなどして練習に集中して取り組めるようさまざまな工夫を行ってきました。

■四大大会と日本選手
テニスの四大大会のシングルスで日本選手がついに頂点の座をつかみました。
四大大会は全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、それに全米オープンの4つを指します。
四大大会のシングルスで、日本選手は戦前に活躍した時期があり、1918年、熊谷一弥さんが全米オープンでベスト4に入り、1920年には清水善造さんがウィンブルドン選手権で、1931年から1933年にかけては佐藤次郎さんが、全仏オープン、全豪オープン、それにウィンブルドンで合わせて5回、ベスト4に進出しました。
このあと、日本選手がベスト4に届かない時期が続きましたが、1973年の全豪オープンで沢松和子さんが女子シングルスでベスト4入りすると、伊達公子さんが1994年の全豪オープン、1995年の全仏オープン、それに1996年のウィンブルドン選手権でベスト4に入りました。
このあと、錦織圭選手が2014年の全米オープンで日本選手として初めてシングルスの決勝に進出し、準優勝となりました。
錦織選手はおととし、2016年とことしの全米オープンでもベスト4入りしました。
そして、この全米オープンで大坂選手が日本選手として初めて四大大会のシングルスで優勝しました。
via https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180909/k10011619911000.html

・IBM SlamTracker - Official Site of the 2018 US Open Tennis Championships
 https://www.usopen.org/en_US/scores/stats/2701.html?promo=sumscores
・Naomi Osaka defeats Serena Williams in dramatic final | US Open News | Official Site of the 2018 US Open Tennis Championships
 https://www.usopen.org/en_US/news/articles/2018-09-08/naomi_osaka_derails_serena_williams_in_dramatic_final.html?promo=media_wall







◆<セレモニーでの大坂のコメント>
みなさんが彼女(セリーナ・ウィリアムズ)を応援していたのを知っています。こんな終わり方ですみません。試合を見て下さってありがとうございます。
(試合後は抱き合って喜んでいたが?)母がここに試合を見に来てくれたことは大きなことです。私の父は生で見るのが嫌で、来ていませんでした。
(日本人初のシングルスでのグランドスラム制覇はどんな意味がありますか?)セリーナと全米の決勝で戦うことが夢でした。それが叶ってうれしいです。プレーしてくれてありがとう。
via https://live-sports.yahoo.co.jp/live/sports/tennis_all/8783

・日本選手初の四大大会制覇!…大坂なおみ選手に感動の声が相次いでいる
 https://matome.naver.jp/odai/2153644353396818801

・新女王・大坂なおみ誕生!世界のセリーナ・ウィリアムズのゲームと心とラケットをブレイクし、歓喜のグランドスラム制覇。     http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/53293519.html

・劣勢にイライラのS・ウィリアムズ、主審に「嘘つき! 謝れ!」
WS001
 テニスの全米オープンは8日(日本時間9日)、ニューヨークで女子シングルス決勝を行い、四大大会で日本女子初の決勝進出を果たした第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を追い詰めた。
 四大大会で通算23回優勝の“絶対女王”の表情が変わっていった。
 試合開始前は「すべてのショットが上手」と大坂を持ち上げていた。試合序盤はミスをしても笑顔を浮かべていた。大坂のカウンターショットを浴びても、手とラケットで“拍手”する余裕があった。
 しかし、第1セットの第3、第5ゲームをブレークされ、最後は大坂の188キロのサーブを返せなかった。今季、第1セットを取った試合で31戦全勝の大坂に最初のセットを奪われた。
 第2セットの第2ゲーム中には、客席のコーチの動きがコーチング(指導)と取られ、警告を受けた。第4ゲームでこの試合で初めて大坂のサービスゲームをブレークしたものの、続く第5ゲームですぐに逆にブレークを許した。
「バキっ!」。S・ウィリアムズがラケットをコートに叩き付けた。ラケットを壊したことで2度目の警告を受けると、主審に噛みついた。「ずるいことは人生で一度もしていない!」。第7ゲームで再びブレークを許すと、主審を「お前は嘘つきだ。謝れ!」と罵り、「ゲーム・ペナルティー」を宣告された。
 自動的に1ゲームが大坂に加算され5-3。冷静さを失ったS・ウィリアムズはなおも抗議を続け、試合は一時中断する大荒れの様相となった。
via https://www.sankei.com/sports/news/180909/spo1809090005-n1.html

・大坂なおみ全米OP優勝なのに‥会場の大ブーイングに様々な声
  https://matome.naver.jp/odai/2153645570601853001

・大坂なおみ、ブーイングを拍手に変えた言葉の力
大阪市出身。日本人の母とハイチ出身の父(ハイチ系アメリカ人)の間に生まれ、3歳からアメリカに移り住む。やがて磨き上げた才能が開花し、ニューヨークの地で日本人選手として初のグランドスラム制覇を成し遂げた。9月8日、大坂なおみは女子テニス新世代の旗手となった。
表彰式はブーイングから始まった。対戦相手で元世界1位のセリーナ・ウィリアムズは出産後、初の優勝を狙った。試合も荒れていた。客席のコーチの動きがコーチング(指導)と取られ、試合中に警告を受けたセリーナ・ウィリアムズは、主審を「嘘つき」と激しく罵った。

■ブーイングをやめよう、とセリーナは呼びかけた
ジャッジに不満を持っている観客、セリーナファンは大坂の優勝に納得せず、ブーイングを続けた。最初に「もうブーイングはやめよう」と言ったのはウィリアムズだった。インタビューで「やめよう」と呼びかけ、大坂を讃えた。
大坂は子供の頃からアイドルはセリーナである。インタビュアーから決勝でセリーナと対戦して優勝するという夢が叶ったのかと問われると、大坂は「質問と違うことを話したい」と切り出した。
「みんなが彼女を応援したことを知っています。こんな終わり方ですいません。試合を見てくれてありがとう。本当にありがとう」と涙をこぼしながら語った。ニューヨークの観客はブーイングをやめ、新しいチャンピオンに拍手を贈った。
「セリーナと全米決勝で対戦する夢が叶いました。プレーしてくれてありがとう」。インタビューをこう締めくくり、彼女はトロフィーを持ち上げた。
異例ずくめの初優勝だったが、それでも飾ることなく自分の言葉で観客にメッセージを伝えた。トロフィーを手にし、ようやく笑顔が戻った。
大坂はまだ20歳。この先、何度トロフィーを手にすることができるのか。大坂時代の幕開けを告げる優勝になったことは間違いない。
 via https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/08/naomi-osaka-wins-us-open_a_23521246/

・セリーナ・ウィリアムズは言った。「ズルをして勝つんだったら、負けた方がマシ」
  https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/08/serena-williams-to-umpire_a_23521236/

・大坂なおみとセレナ・ウイリアムズ…感動を誘った2つのスピーチ
  https://matome.naver.jp/odai/2153645024099954801

・大坂なおみ、セリーナ戦での品格。全米制覇は“Naomi Era”の幕開けに。
USA TENNIS US OPEN GRAND SLAM 2018
 ブーイングと嬌声が入り混じる、異様な全米オープン決勝だった。
 産休明けで優勝を期待された地元アメリカのセリーナ・ウィリアムズは、第2セットにボックス席に座る彼女のコーチからコーチングを受けたとして警告され、次にラケットを投げつけて破壊する「ラケット・アビューズ」によってポイントを失い、そして審判を「泥棒」と呼び、侮辱したとして第2セットの第8ゲームを失った。
 とても「女王」にふさわしい振る舞いをしたとは言えなかった。
 個人的には、セリーナがパリのローラン・ギャロスやロンドンのウィンブルドンで同じような態度を取るとは思えない。ニューヨークで戦っている「驕り」が自滅を招いたように思えてならない。
 この夜、ニューヨークの女王にふさわしい“class”、品格と落ち着きを見せたのは二十歳の大坂なおみだった。
 試合中にブーイングが渦巻くコートで、感情を高ぶらせていくセリーナと対照的に、大坂は終始落ちつき、自分のプレーに集中していた。
 彼女のメンタリティに、私はこの1年間の彼女の成長を感じた。

■1年前に話していた自身の弱点。
 昨年10月、私は『Number』誌上で彼女にインタビューしたが、その席で大坂は自分の弱点を次のように話していた。
「私は、テニスのうえでは自分に厳しすぎるって指摘されるんです。試合中、もっといいプレーが出来たのに、ってイライラしてしまう。もっとイージーに、気分を切り替えてプレーした方がいいんだよってアドバイスをもらってます」
 テニスでは、こと試合中に限っては自分に厳しいことはプラスに働くとは限らない。「ああすれば、ポイントを取れていたのに……」とくよくよしていると、次のポイントに影響してしまう。
 しかし、決勝戦での大坂はベテランのような落ちつきを見せた。

■「セリーナはスロースターター」
「セリーナはスロースターターの傾向があるので、最初から飛ばしていくことが重要だと思って」
 その通り、第1セットはゲームカウント6対2とアッという間に先手を取ってしまう。
 見事だったのは、第2セット第5ゲーム。第4ゲームでサービスゲームをブレークされたあと、流れがセリーナに行きそうなところを踏ん張ってブレークバック。
 このゲームが終わってセリーナはラケット・アビューズに及び、自滅の道をたどっていく。
 主審に謝罪を求め、「嘘つき」、「泥棒」と罵るセリーナを横目に、大坂は冷静そのものだった。慌てることなく、ゲームを締めくくり、初めてのグランドスラムを手にしたのである。

■サービスゲームの徹底キープを実行。
 精神的な安定がグランドスラム初優勝を引き寄せたが、プレー面ではサービスに男子的な発想を持ち込み、「サービスゲームの徹底キープ」を実行できるようになったのが大きな強みだ。
 女子は男子と違い、体力的な要素も絡み、サービスゲームをキープし続けるのは決して簡単なことではない。大坂は昨年からサービスキープにフォーカスしてきたが、今年の全米オープンではその威力を発揮した。
 ブレークされたのは、大会を通して5ゲームだけ。
 1回戦のシージムンド戦で1ゲーム、4回戦のサバレンカで3ゲーム(この試合がもっともタフな試合だった。この試合を切り抜けたことが優勝につながった)、そして決勝でのセリーナの1ゲームだけだ。
 特に準決勝のキーズ戦では13回もブレークポイントを握られながら、一度もブレイクを許さなかった。セカンドサービスの精度、パワーも上がっており、キーズが苦笑せざるを得ない場面もあったほどだ。
 向こう数年、サービスゲームは大坂にとって最大の武器となるだろう。

■この優勝が“Naomi Era”の幕開けに
 この全米オープンの優勝は"Naomi Era"、「大坂時代」の幕開けとなるかもしれない。
この2年間、女子テニス界は「乱世」の様相を呈していた。大坂の優勝で、この8大会のグランドスラムの優勝者がすべて異なることになった。
<2017年>
全豪:セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)
全仏:エレナ・オスタペンコ(ラトビア)
ウィンブルドン:ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)
全米:スローン・スティーブンス(アメリカ)

<2018年>
全豪:キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
全仏:シモナ・ハレプ(ルーマニア)
ウィンブルドン:アンゲリク・ケルバー(ドイツ)
全米:大坂なおみ(日本)

 優勝者、そしてその国籍もすべて違うという大乱世。当然のことながら、大坂はこのなかでいちばん若い(生まれ年ではオスタペンコと同じ1997年)。しかも、伸びしろがある。
 昨年の全米オープンで、アメリカのメディアは大坂のことを「ベイビー・セリーナ」と呼んだように、ベースライン・プレーヤーである。
 セリーナとの決勝戦、大坂がネットプレーに出たのはわずか1回。まだ、このエリアについては、十分な練習時間を割いていない。今後、強烈なサーブを武器にネットプレーをしかけ始めたりしたら……。
 この優勝は、黄金時代の幕開けとなるような気がしてならない。
 via https://number.bunshun.jp/articles/-/831837

・全米優勝!…決して順風満帆ではない『大坂なおみ』のこれまで
 https://matome.naver.jp/odai/2153645242600784301

・大坂なおみ全米OP優勝を支えたイケメンドイツ人コーチが気になる
 https://matome.naver.jp/odai/2153651984927900301

・Dot Com Lovers: USオープン ウィリアムズ=大坂 ドラマにみるマイノリティ女性選手の葛藤と連帯
  http://mariyoshihara.blogspot.com/2018/09/us.html

◆全米二分!大坂なおみ・セリーナ決勝で噴出したコート上の差別の存在
  https://www.businessinsider.jp/post-175189
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