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マケドニアが「北マケドニア共和国」に改称=ギリシャと合意、対立解消へ はてなブックマーク - マケドニアが「北マケドニア共和国」に改称=ギリシャと合意、対立解消へ

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 旧ユーゴスラビア構成国マケドニアのザエフ首相は12日、国名を「北マケドニア共和国」に変更することで、隣国ギリシャのチプラス首相と合意した。四半世紀にわたる国名をめぐる両国の対立が、解消に大きく近づいた。
 マケドニアが今秋行う国民投票で改憲を成立させ、両国議会が承認すれば正式に決定する。ザエフ首相は「歴史的な合意だ」と強調。チプラス首相も「外交的勝利だ」と自賛した。
 地名としての「マケドニア」は、古代マケドニア王国に由来し、現在の国としてのマケドニア、ギリシャ北部、ブルガリアを含む。
 マケドニアが1991年に旧ユーゴから独立し国名を決定すると、ギリシャはアレクサンダー大王(前356~前323)ゆかりのマケドニア王国の名称をスラブ系国家が名乗ることに反発。領土的警戒心もあり、名称の変更を求めていた。[2018.06.13]

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via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061301112&g=int


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史上初の米朝首脳会談、トランプ大統領と金正恩氏:文書に署名 「北朝鮮との関係は大きく変わる」 はてなブックマーク - 史上初の米朝首脳会談、トランプ大統領と金正恩氏:文書に署名 「北朝鮮との関係は大きく変わる」

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ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の会談が12日午後1時半(日本時間同2時半)ごろ、シンガポールで合意文書に署名した。朝から会談していた両首脳は互いに感謝し合い、トランプ氏は北朝鮮との関係や朝鮮半島の情勢は大きく変わると述べた。
両首脳は一対一の会談、拡大会談、ワーキングランチを経て、署名式に臨んだ。トランプ大統領は、「素晴らしい時間を過ごした。この文書に署名できるのは光栄だ」と述べた。金委員長は、「歴史的な会談で、これまでのことを過去のものにすると合意した。歴史的な文書に署名する。世界は大きな変化を目にすることになる」と述べ、会談実現をトランプ氏に感謝した。
両首脳は握手の後、合意文書に署名し、交換し合った。報道陣に非核化について質問されると、トランプ氏は、「そのプロセスをすぐに始める」と付け足し、文書について「包括的」なものだと説明した。
トランプ氏はさらに「今日の成果を誇りに思う。我々の北朝鮮や朝鮮半島との関係は、過去とかなり違うものになる。私たちは、誰が予想したよりもはるかに良く協力し合えた。今後、何度も会う。あなたと作業できて光栄だった」、「素晴らしい日だった。お互いやお互いの国のことを、たくさん知ることができた」と述べた。さらに金委員長については、「とても才能豊かな人で、自分の国をとても愛している」と称えた。
トランプ氏は記者の質問に答え、金委員長を「もちろん」ホワイトハウスに招くつもりだと強調した。
両首脳は最後にもう一度握手して、会場を後にした。[2018.06.12]
via http://www.bbc.com/japanese/44447585





◇米朝首脳の会談発言全文
【単独会談】
 ◇トランプ氏
 とても良い気分だ。われわれは素晴らしい議論をし、大きな成功を収めるだろう。光栄なことだ。われわれが素晴らしい関係を築くであろうことに疑いはない。
 ◇金正恩氏
 ここまでの道のりはなかなか容易ではなかった。われわれの足を引っ張るような過去があり、誤った偏見と慣行が時にはわれわれの目と耳をふさいだりしていたが、われわれは全てを乗り越え、この場に来た。

【拡大会合】
 ◇トランプ氏
 共に問題を解決しよう。われわれが解決する。協力することを楽しみにしている。
 ◇金正恩氏
 われわれの足を執拗(しつよう)に引っ張ってきた過去をわれわれが果敢に乗り越え、飛び越え、対外的な視線や疑惑を全て抑え込み、われわれがこの場に集まり顔を合わせたことは、素晴らしい平和の前奏曲だと考える。先ほども話したが、これまでは他の人々がやってみることができず、もちろんその過程で困難があったが、素晴らしい出発を果たしたこの日を機会に、共に巨大な事業を始める決心はついている。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061200419&g=use

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◇完全非核化、体制保証で合意=拉致問題を提起-友好演出も具体策先送り・米朝会談
 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、シンガポール南部セントーサ島のホテルで初会談を行った。両首脳は、朝鮮半島の完全な非核化への取り組みと北朝鮮の体制保証などを明記した共同声明に署名。トランプ氏は記者会見で、正恩氏に対して日本人拉致問題を提起したと明らかにした。
 共同声明によると、米朝両国は新たな関係の構築を確認。永続的で安定した朝鮮半島の平和体制構築へ共に努力する。一方、北朝鮮の核問題で「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」の文言はなく、具体策については両国の高官らによる継続協議となった。焦点の一つだった朝鮮戦争の終結も言及されなかった。
 トランプ氏は署名式で声明について「とても重要で、包括的だ」と説明。その上で「非核化のプロセスは極めて早く始まる」と明言した。正恩氏も、歴史的会談後、新時代が始まり、世界は大きな変化を目撃するだろうと語った。
 トランプ氏はその後の記者会見で、「朝鮮戦争が間もなく終結するという希望を持っている」と表明。北朝鮮の非核化については、実現に長い時間がかかると指摘し、経済制裁も当面継続すると語った。正恩氏がミサイルエンジン試験場の破壊を約束したことも明らかにした。
 米韓合同軍事演習については、対話中の実施は「不適切だ」と述べ、当面は行わない考えを示した。また、適切な時期に平壌を訪問し、正恩氏をホワイトハウスに招くと語った。
 首脳会談は午前9時(日本時間同10時)すぎにスタート。通訳だけの1対1の膝詰めで約40分間会談した後、拡大会合、ワーキングランチで協議を続けた。トランプ、正恩両氏は報道陣の前で散歩をするなど会談成功に向けて友好を演出した。
 トランプ氏は首脳会談の冒頭、「われわれは素晴らしい議論をし、大きな成功を収めるだろう。光栄なことだ。われわれが素晴らしい関係を築くであろうことに疑いはない」と述べた。正恩氏は「ここまでの道のりはなかなか容易ではなかった。われわれは全てを乗り越え、この場に来た」と応じた。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061200731&g=use

・米朝合意文書、4つの重要項目が明らかに
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第1項目で米朝は「両国国民の平和と繁栄の希求に基づいた新たな米朝関係構築に向けた取り組み」を約束。
第2項目では、米朝が「朝鮮半島に長く続く安定した平和な体制を作り上げるため、力を合わせる」と約束している。
第3項目で、北朝鮮は「朝鮮半島の完全な非核化」に取り組むことを約束している。この表現は北朝鮮が常に用いているものだ。米国が主張していた完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)という言葉は文書に盛り込まれていない。
最後に第4項目で米朝は、「朝鮮戦争中の戦争捕虜や戦時行方不明者の遺体を回収することに取り組み、すでに身元が判明しているものについては即時返還する」と表明している。
via https://jp.sputniknews.com/politics/201806124982335/




・米朝首脳会談:非核化の成否、3つのシナリオ
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/3-108.php
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南北首脳が会談=金正恩氏初訪韓-「新たな歴史の出発点」-非核化や平和定着議論 はてなブックマーク - 南北首脳が会談=金正恩氏初訪韓-「新たな歴史の出発点」-非核化や平和定着議論

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 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日午前(日本時間同)、軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で首脳会談を行った。北朝鮮最高指導者の訪韓は史上初めて。会談終了後に発表される見通しの合意文書に、北朝鮮の非核化に取り組む意志や朝鮮半島の平和定着を明記できるかどうかが最大の焦点となる。
 正恩氏は会談冒頭、「平和繁栄、南北関係の新しい歴史の出発点に立ち、スタートラインでシグナルを発信する。懸案、関心事となる問題を率直に話す」と発言。さらに南北首脳会談を随時行いたい考えも示した。文氏は「金正恩氏が軍事境界線を越えた瞬間、板門店が平和の象徴になった」と応じた。
 韓国政府高官によると、正恩氏は、招請があれば「いつでも青瓦台(韓国大統領府)に行く」と明言した。また、「大統領を未明に起こさないようにする」と述べ、弾道ミサイル発射の中止を改めて確認。「対決の歴史に終止符を打ちに来た」とも語った。
 午前の会談は約1時間半行われた。午後も続けられるが、正恩氏は昼食のためいったん北朝鮮側に戻った。
 文氏と正恩氏は午前9時半、軍事境界線で初対面し、にこやかに握手。正恩氏はその後、徒歩で韓国入りし、南北分断の歴史に新たな1ページが刻まれた。両首脳は手をつないで北朝鮮側にも入った。
 南北首脳会談は2000年と07年に続き3回目。今回の会談は、6月初旬までの開催が予定されている米朝首脳会談の土台づくりと位置付けられる。会談では朝鮮戦争(1950~53年)の終結と平和体制の構築をめぐり、突っ込んだやりとりが行われたとみられる。
 また、文氏は北朝鮮による日本人の拉致問題を取り上げる意向を示しており、日本政府は正恩氏の反応を注視している。[2018.04.27]
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042700407&g=prk

・金正恩氏「万感の思い」=南北首脳、緊張の最前線で握手-手取り合い境界線越えも
「万感の思いが交錯した」。朝鮮半島分断の象徴となっている板門店で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日、南北軍事境界線を挟んで韓国の文在寅大統領と初対面し、笑顔で固い握手を交わした。南北が対峙(たいじ)し、緊張の最前線となってきた地で、北朝鮮の最高指導者として分断後初めて韓国側に足を踏み入れた。
 肌寒い空気の中、人民服姿で眼鏡を掛けた正恩氏は、随行団メンバーや大勢の北朝鮮警備担当者とともに板門店の北朝鮮側施設「板門閣」の正門に登場。境界線まで歩き、南側で待つ文氏に笑顔を見せて歩み寄り、握手。「会えてうれしい」「歴史的な場所で会ったので、わくわくする」と語った。文氏に「こちらへどうぞ」と促されると、境界線を示すコンクリートの敷石を大股で越えた。
 その後、正恩氏は歓迎式典会場に行こうとする文氏を呼び止め、驚いたような顔を見せた文氏の手を取り、共に境界線を越えた。向かい合った2人は北側で握手をした後、また手をつないで、南側に戻った。
 会談では冒頭に正恩氏が「問題を解決し、心を合わせるという意志を持てば、われわれがうまくやれるのではないかと考えながら、万感の思いが交錯した」と意気込みを表明。文氏は「過去10年間できなかった話を十分にしたい」と応じた。正恩氏は平壌から夕食会で提供される冷麺を持ってきたことに触れ、「おいしく召し上がってほしい」と大笑いする場面もあった。
 会談前の歓迎式典で両首脳は韓国軍の儀仗(ぎじょう)隊を閲兵。双方の随行団メンバーと握手を交わした。北朝鮮の李明秀軍総参謀長らが文氏に敬礼する場面もあった。正恩氏には妹の金与正党第1副部長が常に寄り添い、会談でも隣でメモを取っていた。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042700532&g=prk

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・【写真特集】金正恩と文在寅が手を繋いで越えた歴史の分断線
北朝鮮の核・ミサイル開発がもたらした朝鮮半島の緊張の解消に向けて、きょう南北朝鮮は大きな一歩を歩み出した。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、27日午前9時半ごろ、南北の軍事境界線上の板門店で出迎えた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と握手を交わし、手を取り合ったまま韓国への境界線を一歩踏み越えた。
北朝鮮の指導者が韓国に足を踏み入れるのはこれが初めてで、2007年以来途絶えていた南北間の首脳会談が再開された。会談には北朝鮮側から金正恩のほか、妹の金与正(キム・ヨジョン)、党副委員長の金英哲(キム・ヨンチョル)が出席している。
夕方に発表された共同宣言文では、年内に朝鮮戦争の終戦を宣言して平和協定を締結することを明言し、南北が非核化を通じて核のない朝鮮半島を目指す目標が確認された。
今日の会談が、北朝鮮と韓国が朝鮮半島分断の歴史を乗り越える最初の一歩となるのだろうか。
via https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-10064.php

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◆南北首脳の冒頭発言要旨
▽金正恩朝鮮労働党委員長
 歴史的なこの席に来るまで、11年かかったが、きょう歩いてくると、なぜこれほど長くかかったのかという思いがした。
 歴史的なこの席に期待する方も多い。どんなに良い合意や文書が発表されても、それがうまく履行できなければ、人々に失望を与える。
 今後、本当に心構えをしっかりし、随時会い、問題を解決していき、心を合わせていけば、われわれが失った11年は惜しくなくなり、うまくいくのではないか。そう考えながら、万感の思いが交錯する中で、200メートルを歩いて来た。
 きょうこの席で、平和、繁栄、北南関係の本当に新たな歴史が始まる瞬間、出発点に立ち、スタートラインでシグナルを発信する意気込みでここに来た。本日、懸案、関心事となる問題を率直に話し、良い結果を出し、未来を見越し、手を携えて歩いて行くきっかけとし、人々の期待に応えたい。
 きょうは本当に、虚心坦懐(たんかい)、真摯(しんし)かつ率直に文在寅大統領と良い話をし、良い結果を出そうと申し上げる。

▽文在寅大統領
 きょうは、われわれの対面を祝うかのように、天気もうららかだ。朝鮮半島の春に世界が注目している。全世界の耳目がここ板門店に注がれている。南北の国民、海外同胞の期待も極めて大きい。それほどわれわれ2人の肩の荷は重い。金正恩委員長が史上初めて軍事境界線を越えて来た瞬間、この板門店は分断の象徴ではなく、平和の象徴になった。わが国民、世界の期待が大きく、きょうのこの状況をつくりだした金委員長の勇断に改めて敬意を表したい。おおらかな心で対話し、合意に達し、全民族と平和を願う世界の人々に大きな贈り物ができればいいと思う。

via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042700740&g=prk


・「完全非核化」目標、年内に終戦 南北首脳が板門店宣言
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 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は27日、南北の軍事境界線をまたぐ板門店で11年ぶりの首脳会談を行い、朝鮮半島の「完全な非核化」実現を目標に掲げた「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」に署名した。1953年7月から休戦状態にある朝鮮戦争を年内に終わらせる意思を確認。文氏が今秋、平壌を訪問することでも合意した。
 南北首脳による会談は、2000年に金大中(キムデジュン)大統領、07年に盧武鉉(ノムヒョン)大統領が、それぞれ北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記と平壌で会談したのに続いて3回目。北朝鮮の指導者が韓国側に入ったのは史上初めてだ。
 会談は、板門店の韓国側の施設「平和の家」などで行われ、うち約30分間は随行者を伴わず、野外のベンチで2人だけで協議した。宣言への署名後、正恩氏は初めて、韓国など西側メディアの前で記者発表した。
 会談では、①朝鮮半島の非核化②恒久的な平和の定着③南北関係の進展が主な議題になった。
 最大の焦点である非核化について宣言は、「南北は完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した」と明記した。ただ「完全な非核化」の具体策やその手法、期間は記されなかった。正恩氏は共同発表では、非核化や対米関係などに一切言及しなかった。
 正恩氏は6月初めまでに、「非核化の唯一の交渉相手」とみなすトランプ米大統領と会談する見通しだ。「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃棄」を短期間に行うよう求めるトランプ氏との会談で、正恩氏が非核化にどのように応じるかが注目される。
 一方、宣言には南北の平和構築と関係改善に向けて多くの要素が盛り込まれた。
 朝鮮戦争の「休戦協定」を「平和協定」に転換するため、韓国、北朝鮮、米国の3者、または中国を加えた4者の会談開催を積極的に進めていくとした。軍事的緊張を緩和するため、5月から軍事境界線一帯での敵対行為を中止し、幅4キロの非武装地帯(DMZ)を、「実質的な平和地帯」に変えることも掲げた。
 「南北関係の進展」をめぐっては、8月のジャカルタ・アジア大会での南北共同入場や、北朝鮮・開城(ケソン)への南北共同連絡事務所の設置などを盛り込んだ。南北の鉄道や道路の連結といった経済協力にも触れたが、国連安全保障理事会による経済制裁が北朝鮮に科せられているため、今後、国際社会の反応をみながら南北で経済協力を模索していくとみられる。両首脳は定期的な会談と直通電話を通じて、課題について議論を続けることでも一致した。
 記者発表で文氏は「朝鮮半島でこれ以上戦争は起きない」と強調。過去の数々の合意が実現しなかったことを念頭に「我々は決して後戻りしない」と述べ、正恩氏も「歴代の合意のような残念な歴史が繰り返されないようにする」と語った。
 会談の場所となった板門店は、約3年続いた朝鮮戦争の休戦協定が1953年に結ばれた場所。正恩氏は、分断の象徴である境界線を示す高さ5センチ、幅50センチのコンクリート製の仕切りを歩いて越え、韓国側に入った。出迎えた文氏も、正恩氏に促されて一緒に仕切りを逆に越えて北朝鮮側に入り、両国の融和を印象づけた。
via https://www.asahi.com/articles/ASL4W5VB7L4WUHBI05L.html

・朝鮮半島を完全非核化=年内に終戦宣言-金正恩氏、初訪韓・南北首脳会談
 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日、軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で首脳会談を行った。両首脳は「板門店宣言」に署名し「完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島の実現を共同目標にする」と明言した。一方、北朝鮮の非核化への具体的な措置・手順には触れておらず、実質協議は6月初旬までに予定される米朝首脳会談に持ち越された。
 南北首脳は会談終了後、記者団の前にそろって登場。文氏は「金正恩氏の勇気と決断に敬意を表する。国際社会の支持と協力を得るため、共に努力する」と語った。
 一方、正恩氏は「(南北対立の)恥ずべき歴史を繰り返さないよう、二人が膝を接して緊密に協力し、合意が必ず良い実を結ぶよう努力する」と表明した。正恩氏が韓国メディアなどの前で記者発表したのは初めて。
 板門店宣言はまた、朝鮮戦争(1950~53年)の終戦を年内に宣言し、休戦協定を平和協定に転換すると明記。「平和体制構築のため南北米または南北米中の会談開催を推進する」とした。日本とロシアを除く多国間の枠組みが設置される可能性がある。
 一方、日本政府が注視している日本人の拉致問題が首脳会談で提起されたかどうかは明らかになっていない。
 両首脳は27日午前9時半ごろに初対面し、軍事境界線上で握手。正恩氏は、北朝鮮の最高指導者として初めて軍事境界線を越え、板門店の韓国側に入った。首脳会談は散策などを含めて午前と午後の計約3時間行われた。
 韓国高官によると、両首脳は午前中の会談で非核化などを討議。正恩氏は、「文大統領が招待してくださるなら、いつでも青瓦台(大統領府)へ行く」と述べ、ソウル訪問へ意欲を示したという。また、「大統領を未明に起こさない」と述べ、弾道ミサイルの発射中止の方針を改めて伝えた。
 文、正恩両氏は昼食を別々に取った後、「平和と繁栄」を祈念して軍事境界線上に松の木を植樹。その後二人だけで散策し、屋外に用意された椅子に座って約30分間話し込むなど、親密さを演出した。夕食会には、正恩氏の李雪主夫人も出席。正恩氏は午後9時半ごろ、専用車で北朝鮮に戻った。
 南北首脳会談は2000年と07年に続き3回目。今回の会談は米朝首脳会談の土台づくりと位置付けられていた。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042701198&g=prk

◆「板門店宣言」の全文
韓半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言
大韓民国の文在寅大統領と朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長は、平和と繁栄、統一を願う全同胞のひたむきな意向を込めて、韓半島で歴史的な転換が起きている意味深い時期に、2018年4月27日、板門店の平和の家で、南北首脳会談を行った。

両首脳は、韓半島にこれ以上戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたことを8千万の我が同胞と全世界に厳粛に宣言した。
両首脳は冷戦の産物である長年の分断と対決を一日も早く終息させ、民族的和解と平和繁栄の新しい時代を果敢に向かって行き、南北関係をより積極的に改善して発展させていくべきだという確固たる意志を込めて、歴史の地・板門店で次のように宣言した。

1.南と北は、南北関係の全面的・画期的な改善と発展を成し遂げることで、途切れた民族の血脈をつないで共同繁栄と自主統一の未来を早めていく。
南北関係を改善して発展させることは、すべての同胞の一途な望みであり、これ以上先送りできない時代の切迫した要求だ。

ⓛ南と北は、わが民族の運命は自ら決定するという民族自主の原則を確認しており、すでに採択された南北宣言とすべての合意を徹底的に履行することで、関係改善と発展の転換的局面を切り開いていくことにした。

②南と北は、高官級会談をはじめとする各分野の対話と交渉を早期に開催して、首脳会談で合意された問題を実践するための積極的な対策を打ち立てていくことにした。

③南と北は、当局間協議を緊密にし、民間交流と協力を円満に保障するために、双方の当局者が常駐する南北共同連絡事務所を開城地域に設置することにした。

④南と北は、民族的和解と団結の雰囲気を高めていくために、各界各層の多方面的な協力と交流、往来と接触を活性化することにした。
内部では6.15をはじめ、南と北の両方に意義がある日を契機に、当局と国会、政党、地方自治体、民間団体など各界各層が参加する民族共同行事を積極的に推進し、和解や協力の雰囲気を高めながら、外部では2018年アジア競技大会をはじめ、国際試合に共同で進出し、民族の知恵と才能、団結した姿を全世界に誇示することにした。

⑤南と北は、民族分断により発生した人道的問題を早急に解決するために努力し、南北赤十字会談を開催して離散家族・親戚の再会を含む諸問題を協議し、解決していくことにした。
来たる8.15をきっかけに、離散家族・親戚の再会を進めることにした。

⑥南と北は、民族経済の均衡的発展と共同繁栄を実現するために、10.4宣言で合意された事業を積極的に推進していき、1次的に東海線および京義線鉄道と道路を連結し、現代化して活用するための実践的対策を取っていくことにした。

2.南と北は、韓半島で先鋭化する軍事的緊張状態を緩和し、戦争の危険を実質的に解消するため、共同で努力していく。

①南と北は、地上と海上、空中を含むすべての空間で、軍事的緊張と衝突の根源となっている相手側に対する一切の敵対行為を全面中止することにした。
来たる5月1日から軍事境界線付近で、拡声器放送とビラ散布を含むすべての敵対行為を中止して、その手段を撤廃し、今後の非武装地帯を実質的な平和地帯にしていくことにした。

②南と北は、西海の北方境界線一帯を平和水域にし、偶発的な軍事的衝突を防止し、安全な漁労活動を保障するための実際的な対策を打ち立てていくことにした。

③南と北は、相互協力と交流、往来と接触が活性化されることによる様々な軍事的保障対策を取ることにした。
南と北は、双方の間で提起される軍事的な問題を、滞りなく協議・解決するために、国防部長官会談をはじめとする軍事当局者会談を自主開催し、5月中に将官級軍事会談を開くことにした。

3.南と北は、韓半島の恒久的で強固な平和体制構築に向けて、積極的に協力していく。

韓半島で、正常とはいえない、現在の休戦状態を終息させ、確固たる平和体制を樹立することは、これ以上先送りできない歴史的課題である。

①南と北は、いかなる形の武力も互いに使用しないことに対する不可侵合意を再確認し、厳しく遵守していくことにした。

②南と北は、軍事的緊張が解消されて、互いの軍事的信頼が実質的に構築されることによって段階的に軍縮を実現していくことにした。

③南と北は、休戦協定締結65年になる今年に終戦を宣言し、停戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制構築に向けた南・北・米三者または南・北・米・中四者会談の開催を積極的に推進していくことにした。

④南と北は、完全な非核化を通じて核のない韓半島を実現するという共同の目標を確認した。
南と北は、北朝鮮側が取っている主導的な措置が韓半島の非核化に向けて非常に有意義で重大な措置だという認識を共にして、これからそれぞれ自身の責任と役割を果たすことにした。
南と北は、韓半島の非核化に向けた国際社会の支持と協力のために積極的に努力することにした。
両首脳は、定期的な会談とホットラインを通じて、民族の重大事を随時、真摯に議論して信頼を厚くし、南北関係の持続的な発展と韓半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに拡大していくために、共に努力することにした。
文在寅大統領は、今年秋に平壌を訪問することにした。

2018年4月27日

板門店

大韓民国大統領 文在寅・朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長 金正恩

via https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/27/panmunjeonm-koreasummit_a_23421824/


・南北首脳会談|時系列でわかる
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/timeline/inter_korean_summit_2018/?utm_int=detail_contents_news-link_001

・【図解・国際】北朝鮮の情勢・ビジュアル解説
 https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_int_northkorea-top
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ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で怒涛の政治批判連発! 原発、沖縄基地問題、コメンテーター芸人への皮肉も はてなブックマーク - ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で怒涛の政治批判連発! 原発、沖縄基地問題、コメンテーター芸人への皮肉も

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 まさに「圧巻」の5分30秒だった。昨晩、放送されたフジテレビの恒例演芸番組『THE MANZAI 2017』に登場した、ウーマンラッシュアワーの漫才のことだ。
 ウーマンラッシュアワーの村本大輔といえば、8月に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)で「安倍さんは戦争の臭いがプンプンする人」「核の抑止力っていうのはほんとうに意味がない」などと物怖じすることなくはっきり意見を口にし、北朝鮮問題にも「対話」の努力を政治家に求め、その上、日本が侵略した過去にまで言及。終戦記念日には〈僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません〉とツイートし、本サイトでは「最強反戦芸人」としてこの話題を取り上げた。
 だが昨晩は、ウーマンラッシュアワーという芸人として、こうした政治批判を、なんと漫才のネタに見事に昇華し披露してみせたのだ。
 まず、村本は、初っ端から「ニュースのコメンテーターやってるのも吉本の芸人」「ニュースを読むのも芸人、犯罪を犯してニュースに出るのも芸人ですね!」と言い、所属する吉本を含めた芸人の不祥事・スキャンダルを立てつづけに紹介。まあ、ここまではナイツや爆笑問題といった時事ネタ系漫才コンビも話のタネに使うものだ。
 だが、続いてもちだしたネタは、なんと原発。まず、村本は「福井県出身なんですよ」「よかったらきょうは福井県の場所だけでも覚えて帰って下さい。いいですか? 北朝鮮の向かい側!」と言うと、相方の中川パラダイスとこんな掛け合いをはじめる。
村本「福井県の大飯町、知っていますか? 大飯原発がある大飯町です」
中川「あー、ニュースであるよねー」
村本「原発の町、大飯町です。大飯町の隣は高浜町・高浜原発。その隣は美浜町・美浜原発。その隣は敦賀のもんじゅ。小さい地域に原発が4基あるんです!! しかし、大飯町には夜の7時以降にやっている店がないんです! 夜の7時になったら町が真っ暗になるんです! これだけ言わせてください! 電気はどこへゆく〜!!!」

 漫才がはじまって早々にぶっ込んできたのが、テレビタブーである原発ネタ。しかも、村本の超高速かつ「立て板に水」の語り口の迫力もあって、観覧席も大爆笑だ。
 しかし、ここからがすごかった。「福井に住ませてください」という中川に、福井に「愛」をもっているか否か次々に村本が質問を浴びせ、最終的に「ようこそ福井へ!」と歓迎する。そのスタイルをほかの土地にも当てはめてゆくのだが、福井につづいて東京を俎上に載せて小池百合子を「自分ファースト」と揶揄したかと思えば、次にテーマにしたのは、沖縄だった。

■沖縄への基地押し付け、思いやり予算、対米追従も批判
 彼らの漫才の命でもあるリズム感、スピード感を伝えきれないことの野暮さは百も承知だが、ぜひ見逃した人にも知ってもらいたいので、以下に書き起こしたい。
村本「現在、沖縄が抱えている問題は?」
中川「米軍基地の辺野古移設問題」
村本「あとは?」
中川「高江のヘリパッド問題」
村本「それらは沖縄だけの問題か?」
中川「いや日本全体の問題」
村本「東京でおこなわれるオリンピックは?」
中川「日本全体が盛り上がる」
村本「沖縄の基地問題は?」
中川「沖縄だけに押し付ける」
村本「楽しいことは?」
中川「日本全体のことにして」
村本「面倒臭いことは?」
中川「見て見ぬふりをする」
村本「在日米軍に払っている金額は?」
中川「9465億円」
村本「そういった予算は何という?」
中川「思いやり予算」
村本「アメリカに思いやりをもつ前に──」
中川「沖縄に思いやりをもて!!!」

 一気呵成に畳みかけられてゆく、事実と正論。次に取り上げたのは、熊本だ。ここでふたりはいまなお仮設住宅に暮らしている人が熊本で4万7000人、東北では8万2000人もいること、一方で新国立競技場の建設費が1500億円もかかることを掛け合い、「国民はオリンピックが見たいんじゃなくて」「自分の家で安心してオリンピックが見たいだけ」「だから豪華な競技場建てる前に」「被災地に家を建てろ!!!」と展開したのである。

 さらに、次にぶち込んだのはアメリカと日本の関係だ。
村本「現在アメリカといちばん仲がいい国は?」
中川「日本」
村本「その仲がいい国は何をしてくれる?」
中川「たくさんミサイルを買ってくれる」
村本「あとは?」
中川「たくさん戦闘機を買ってくれる」
村本「あとは?」
中川「たくさん軍艦を買ってくれる」
村本「それはもう仲がいい国ではなくて──」
中川「都合のいい国!!!」

■最後は国民に「意識の低さ」という問題を突きつける!
 安倍首相が完全に「トランプの犬」に成り下がっていることは、すでに世界が知っていることだが、日本のメディアだけがそこから目を逸らし、日米関係の強化を後押し。だが、武器の爆買いをネタにして、そんなのおかしいだろう、と吠えたのだ。
 そして、極めつきが、この応酬だ。
村本「現在日本が抱えている問題は?」
中川「被災地の復興問題」
村本「あとは?」
中川「原発問題」
村本「あとは?」
中川「沖縄の基地問題」
村本「あとは?」
中川「北朝鮮のミサイル問題」
村本「でも結局ニュースになっているのは?」
中川「議員の暴言」
村本「あとは?」
中川「議員の不倫」
村本「あとは?」
中川「芸能人の不倫」
村本「それはほんとうに大事なニュースか?」
中川「いや表面的な問題」
村本「でもなぜそれがニュースになる?」
中川「数字が取れるから」
村本「なぜ数字が取れる?」
中川「それを見たい人がたくさんいるから」
村本「だからほんとうに危機を感じないといけないのは?」
中川「被災地の問題よりも」
村本「原発問題よりも」
中川「基地の問題よりも」
村本「北朝鮮問題よりも」
中川「国民の意識の低さ!!!」

 言葉の勢いは増し、息をつかせぬまま、最後に突きつけられる「国民の意識」という問題。社会や政治の出来事を風刺する旧来の漫才ネタではなく、情報の多さとスピード感で見る者を引きつけながら、言葉の力で圧倒させる。しかも、毒舌芸人として鳴らす村本らしく、最後はマイクに向かって「お前たちのことだ!」と言い放ち、ステージを去った。それは、まったく見事な、新しい「漫才」だった。

■村本「コメンテーターなんて情報集め、センターマイクの前で吐き出す」
「政治ネタはNG」という空気が蔓延するテレビ界に迎合せず、しかもきっちりと「話芸」というかたちに落としこんだその技量は素晴らしいものだ。事実、ツイッターではウーマンラッシュアワーの話題が急上昇、多くの人が2人を称えた。
 そして、印象的だったのは、ネタを終えた村本の一言だ。番組のエンディングで流れた映像では、ステージ袖の村本は「ただコメンテーターで終わる芸人といっしょにしないでほしい」とカメラの前で述べた。また、ツイッターでも、〈コメンテーターなんか情報集めにしか過ぎなくて、おれがほんとに吐き出す場はセンターマイクの前だけ〉とつぶやいた。
 奇しくも先週金曜日、安倍首相に誘われ焼肉を囲んだ松本人志。同日には米軍ヘリ窓落下事故を受けて沖縄県の翁長雄志知事が官邸で米軍機の飛行中止を求めたが、安倍首相は面会もせず、そのくせ、松本や指原莉乃らといった面子と会食。一方、松本は自身の番組『ワイドナショー』(フジテレビ)で安倍首相を平身低頭で迎え、無批判に擁護を繰り返し、ついには“メシ友”に成り下がった。これぞ、地に落ちた「コメンテーター」の姿だろう。
 だが、『ワイドナショー』にもコメンテーターとしてたびたび出演してきた村本は、安倍政権を刺激することを恐れてテレビが取り上げようとしない原発や沖縄の基地問題を、漫才というかたちにして「これでいいのか」と視聴者に投げかけた。
〈ほんとに吐き出す場はセンターマイクの前だけ〉という芸人としての矜持と、権力や空気に巻かれないという覚悟。──もしかすると今後、テレビ界には村本は使いづらいという空気が流れるかもしれないが、視聴者は彼らの笑いにビビットに反応したということをよく覚えていてほしい。視聴者が見たいものは、予定調和のコメントでも、ましてや権力の犬となった芸人ではないのだ。
via http://lite-ra.com/2017/12/post-3665.html

・ウーマンラッシュアワー、THE MANZAIで沖縄米軍基地ネタ「面倒くさいことは見て見ぬふりをする」
 http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/17/the-manzai-wr_a_23310064/









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トランプ氏「エルサレムは首都」=大使館移転を指示・米正式発表、和平交渉困難に~時期未定-歴代政権の方針転換~ はてなブックマーク - トランプ氏「エルサレムは首都」=大使館移転を指示・米正式発表、和平交渉困難に~時期未定-歴代政権の方針転換~

WS002
 トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスで演説し、エルサレムをイスラエルの首都と認め、商都テルアビブにある米大使館の移転を指示したと正式に発表した。歴代大統領が堅持した米方針の歴史的転換で、米国が仲介役を務めてきた中東和平交渉の再開は一層困難になった。パレスチナやアラブ諸国は反発を強めており、中東地域の治安情勢が悪化する恐れもある。

WS001

 選挙公約に首都移転を掲げてきたトランプ氏は「歴代大統領は、移転延期が和平プロセスを進展させると信じてきたが、和平合意に全く近づいていない」と語るとともに、エルサレムにイスラエル国会や最高裁、首相官邸があることを列挙し、エルサレムを首都と認める正当性を強調した。その上でパレスチナ紛争の「新しいアプローチの始まりだ」と宣言した。
 一方で「米国は和平合意の推進に深く関与し続ける」と述べ、2014年4月以降中断している和平交渉の再開に向けた努力を続ける意向も示した。「エルサレムの地位」を含む和平交渉について、特定の態度は取らないと語り、パレスチナが東エルサレムを将来の首都にする余地を残した形だ。
 ただ、パレスチナ国家樹立を認める「2国家共存」については「イスラエルとパレスチナが同意すれば支援する」と述べるにとどめ、これまでのあいまいな態度を維持した。イスラエル寄りの姿勢を鮮明にしたトランプ政権の仲介をパレスチナが受け入れる可能性は低い。 
 トランプ氏は、国務省に対して大使館移転に向けた手続きを開始するよう指示した。新大使館の設計や計画の手続きを直ちに開始するが、期限などは示しておらず、当面は移転しないとみられる。米政府当局者は「移転には数年かかる」と指摘した。
 トランプ氏はこのほか、ペンス副大統領が数日中に中東を訪問し、過激主義を打破する米国の意思を再確認すると発表した。[2017.12.07]
 ◇米大統領演説骨子
 一、エルサレムをイスラエルの首都と承認
 一、米大使館のエルサレム移転着手を指示
 一、中東和平実現に引き続き関与
 一、双方が同意すれば2国家共存を支持
 一、エルサレムの地位で特定の立場取らず
 一、ペンス副大統領が近く中東訪問

via https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120700132&g=use

◇過去半世紀のパレスチナ情勢
1967年6月 第3次中東戦争。イスラエルがヨルダン川西岸など占領       
 73年10月 第4次中東戦争。中東産油国による石油戦略で第1次石油ショック  
 87年12月 第1次インティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)開始       
 93年 9月 パレスチナ暫定自治宣言(オスロ合意)調印            
2000年9月 第2次インティファーダ開始                   
  05年9月 イスラエル、ガザ地区から撤退                  
  06年1月 パレスチナ評議会選でイスラム原理主義組織ハマスが勝利      
  07年6月 ハマス、ガザで実効支配確立                   
  13年7月 オバマ米政権の仲介で和平交渉再開                
  14年4月 イスラエル、和平交渉中断を発表                 
  17年1月 トランプ米政権発足                       
     5月 トランプ大統領がイスラエルとパレスチナ訪問           
    10月 米、「反イスラエル姿勢」理由にユネスコ脱退表明         
    11月 米、ワシントンのパレスチナ代表部の閉鎖警告           
    12月 トランプ氏、エルサレムを首都認定   


・「首都エルサレム」に反発=各地でデモ呼び掛け-パレスチナ
 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認める方針を受け、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の樹立を目指すパレスチナ側は猛反発している。パレスチナ各派は6日からの3日間、「怒りの日」として、エルサレムやヨルダン川西岸でデモを展開するよう呼び掛けた。
 パレスチナ自治政府のアッバス議長は5日、トランプ氏との電話会談で、「東エルサレムを首都に持たないパレスチナ国家はあり得ない」と反発。これに先立ち、各国首脳との電話会談などでも「(首都承認という)米国の決定は和平プロセスを崩壊、地域をさらに不安定化させ、過激派を助長する」と訴えた。
 エルサレムの帰属は従来、イスラエルとの和平交渉で決まるとされてきた。パレスチナの政治専門家ガッサン・ハティブ氏は、「パレスチナやアラブ諸国、イスラム諸国の人々の米国への敵対心が増大し、誰も米国を仲介者と思わなくなるだろう」と指摘。今後、米国を「仲介者」とする交渉の再開に応じない可能性を警告した。
 一方、イスラエルはエルサレムを「不可分の永遠の首都」と位置付け、在イスラエル米大使館のエルサレムへの移転を求めてきた。トランプ氏が大使館移転を見送り、首都承認にとどめた場合でも、イスラエルの国家安全保障会議の元メンバーのエラン・レルマン氏は「イスラエルの当初の期待を下回るが、それでも米国の立場を示した」と語った。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120600941&g=use

・米国のエルサレム首都認定、中東・ヨーロッパ各国が一斉に非難
中東諸国は6日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことについて、扇動的な行為などとして相次ぎ非難した。また、英仏を含む欧州の同盟国も反対を表明した。
欧州連合(EU)と国連からは、トランプ氏によるエルサレムへの大使館移転の決定を巡り、イスラエルとパレスチナの和平交渉に悪影響が及ぶとして懸念の声が上がった。
フランスのマクロン大統領はトランプ氏の「一方的な」決定を支持しないと表明するとともに中東地域に対し冷静な対応を呼び掛けた。英首相報道官によると、メイ首相はトランプ氏による首都認定は和平プロセスを阻害するものだと批判した。
ドイツは、エルサレムの取り扱いは2国家共存を基に解決されるべきとの見方を示した。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は、事前に録画されたメッセージ映像で、米国の決定は「平和への重要な一歩」と称賛。「イスラエル建国の日から(エルサレム首都認定を)目標にしてきた」と述べた。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は演説で、エルサレムはパレスチナの「永遠の首都」で、トランプ氏は「和平プロセスの仲介役を放棄したも同然」と批判した。
パレスチナのガザ地区を実効支配してきたイスラム原理主義組織ハマスは、トランプ大統領は「パレスチナ人に対し、非道な侵略行為」を犯したと非難。アラブ人やイスラム教徒らに対し「中東地域での米国の利益を害し」「イスラエルを遠ざける」よう呼び掛けた。
イスラエルと平和条約を交わしているエジプトとヨルダンもトランプ氏の決定を受け入れないと発表。レバノンとカタールは地域の安定を脅かす「危険な」決定だと批判し、トルコは「無責任」との見方を示した。
イランはイスラエルとパレスチナの対立に関する国連決議に違反しているとして強く非難した。
国連のグテレス事務総長は、2国家共存に代わる解決策はなく、エルサレムの最終的な取り扱いは直接対話によってのみ決められるべきと強調した。
vai http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9065.php


◆首都エルサレム、何が問題?=米の認定に各国が反発-ニュースを探るQ&A
 トランプ米大統領はエルサレムをイスラエルの首都に認定し、商都テルアビブにある在イスラエル米大使館を移転する方針だ。「エルサレムの帰属はイスラエルとパレスチナの和平交渉で決める」としてきた歴代米政権の方針からの大転換で、アラブ諸国などは一斉に反発している。

 -何が問題なの。
 イスラエルは1948年の第1次中東戦争で西エルサレムを獲得、67年の第3次中東戦争で占領した東エルサレムと併せ、エルサレム全域を「永久不可分の首都」として実効支配している。一方、パレスチナは東エルサレムを首都とする国家樹立を目指しており、自治政府のアッバス議長は、トランプ氏に「和平プロセスや、地域や世界の治安と安定に重大な結果を招く」と警告した。
 -首都認定の理由は。
 トランプ氏は昨年の大統領選で、大使館のエルサレム移転を公約に掲げた。首都の認定はイスラエル寄りの姿勢を鮮明にし、親イスラエルのキリスト教右派の支持やユダヤ系の政治資金を得る目的があるとみられている。和平交渉より公約実現を優先したようだ。
 -今後はどうなるの。
 米政府高官は、首都認定はイスラエルとパレスチナの和平交渉に影響を与えないと強調している。しかしヨルダン、エジプト、サウジアラビアなどや欧州連合(EU)が反対を表明。トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問らはアラブ諸国とイスラエルの関係改善を通じた和平交渉の進展に取り組んできたが、今後協力を得るのは難しくなった。米メディアは、中東の不安定化と米国に対する抗議活動の活発化を招く恐れがあると指摘する専門家の声を伝えている。
via https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120601235&g=use

・「米国大使館のエルサレム移転」がふりまく火種:トランプ流「一人マッチポンプ」のゆくえ(六辻彰二)
 http://blogos.com/article/263910/
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